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退職理由トップの人間関係。お客様の快適さのためにプロ意識を!

仕事をしていると、職場の人と家族よりも長い時間を一緒に過ごすようになります。そうなると、避けられないのが人間関係のトラブル。この人間関係が悪化することで退職せざるを得ないスタッフの方もいるでしょう。お客様の快適さを優先し、お互いが気持ちよく仕事ができることで退職者を減らすために、店長ができることは何かを考えていきます。

退職理由にも大きく影響する人間関係

Photo by Thomas Drouault on Unsplash

最初にお伝えしたように、仕事をしていると、家族よりも職場の人と一緒にいる時間が長くなってしまいます。気の合う人であれば学びも多く、一緒に仕事ができることを楽しく感じるでしょう。   しかし、気の合わない人であればどうでしょうか?   長い時間、毎日顔を合わせ仕事をしなければいけないと考えると、苦痛としか捉えられないかもしれません。夕方6時に始まるアニメを見ると「明日仕事か…。」と憂鬱になるという話を聞いたことはありませんか。もしかしたら、似たような経験がある方もいるでしょう。   こういう状態でいい仕事ができるはずもなく、誤解を招いたり、お客様に不快な思いをさせてしまったりということも出てしまいます。   だからと言って、「スタッフ同士、仲良くしよう。」と状況を把握しないまま指導しても、関係性は悪化し退職に追い込まれるスタッフの方が減ることはありません。 では、人間関係による退職者を減らすために、どのような対応ができるのでしょうか。

焦らず状況把握とプロ意識を伝えよう

まずは、人間関係が悪化してしまった場合について考えてみます。頭ごなしに仲良くするようにといっても、周りの意見を聞き入れられる状態ではないと考えられます。この場合は、実際にどのようなことが起きたのか、事実確認をするようにしてください。   第三者が入り事実を確認することで、感情的に受け入れられなかったことが、お互い誤解していたことや勘違いしていたことに気づけるきっかけになります。   当事者同士の気持ちが落ち着いてきたら、感情的にならずプロ意識を持って仕事をするように指導することが必要です。   次に、感情的になる前に日頃から予防策を取ることも大切になります。2~3年上の先輩の言葉は、新人スタッフの方にとって良い悪い関わらず影響を及ぼします。店長のことを高評価する言動があれば、新人スタッフの方も同じように感じますし、逆も同様に起きてくるのです。   感情的に振舞うのではなく、プロ意識を持って人間関係を捉えて仕事をする先輩がいれば、新人も育っていくと考えられるでしょう。

プロ意識を持って仕事をするために

今回は退職に大きく影響を与える人間関係についてお伝えしました。どのような仕事をしていても、人間関係は避けて通れません。また、一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、良いところだけではなく悪いところも目にしてしまいます。   しかし、感情を表に出し過ぎてしまうとお客様に快適に過ごしていただくお店の実現も、優秀なスタッフを育てることもできなくなるのです。   トラブルになってしまったときは、客観的に状況を把握して、お互いの落とし所を見つける。そして、予防するためにはスタッフの方の将来を見据えた育成を意識して接してみてください。 参考書籍:佐藤 康弘『美容室「幹部」の教科書』同文舘出版,2017年