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辞めたいと聞いたときには間に合わない!普段の様子から早めの対応を

求人に力を入れて理想のスタッフの方が集まっても、常に「スタッフが退職しないようにするためには、どうしたらいいのだろう。」と悩んでいるかもしれません。スタッフの方が辞めたい意思を伝えてきたときには、すでに手遅れです。では、どのタイミングでどのような対応をしたらいいのでしょうか。

手遅れなタイミング知っていますか?

Photo by:David alvarado on Unsplash

研修を終え仕事にも慣れてきたころ、スタッフの方から「辞めさせていただきたいのですが…。」と言われたら、あなたはどう感じますか?   求人を出してもなかなか集まらない中、やっと見つけたスタッフの方が辞めてしまうことは、大きなショックなのではないでしょうか。特に、ようやく仕事にも慣れ、これからというタイミングの場合は、なおさらかもしれません。   だからと言って、スタッフの方が辞めさせて欲しいということを伝えたとき、退職したい理由や質問をしてもすでに手遅れです。   なぜなら、あなたに伝えた退職の理由は本当の理由ではない可能性が高く、また、自分の未来のために必要な次のステージへ目が向いている場合が多いため、引き止めても無駄なことがほとんどだからです。   また、退職の理由が本当の理由ではない可能性が高いのは、辞めるときにトラブルを避けたいという気持ちもあります。そのため、スタッフの方が辞めたい意思を伝えたときは、手遅れなのです。では、どのタイミングであれば、スタッフの方が辞めないようにできるのでしょうか?

日頃から様子を観察しよう

スタッフの方が辞めたい気持ちを解消するタイミングに気づくためには、日頃からスタッフの方の様子を観察することが大切です。 例えば、
  • いつもと違う様子や態度が増えた。
  • 暗い表情が見られる。
などです。 様子に気づいた時点で、何らかの対応を取ることでスタッフの方も辞めることを思い留まる可能性が高くなります。   しかし、スタッフの方によっては見た目の様子からはわかりにくい方もいるでしょう。仕事のことは話せても、仕事の悩みやプライベートのことは、親しくなるまで話せないという方もいるかもしれません。   スタッフの方が話しやすい雰囲気を作るためにも、コミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりや人間関係のトラブルなどには配慮する必要があるでしょう。

働きやすさを大切に

仕事が忙しいと、どうしてもスタッフの方の普段の様子を見落としてまうということがあるかもしれません。しかし、スタッフの方がいるからこそ、お客さまへ質の良い対応ができ、あなたの目指すお店を実現できます。   スタッフの方が退職しないお店にするためにも、コミュニケーションを取りながらスタッフの方の様子をよく観察し、働きやすい環境づくりに力を入れてみてください。 参考書籍:佐藤 康弘『美容室「幹部」の教科書』同文舘出版,2017年