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成果が上がる環境とは?お客様もスタッフも快適であることが要件!

前回までは、経営者目線を育てるために伸ばすべき4つのスキルをご紹介してきました。これらを身につけることが、お客様に支持され続ける美容師への一歩です。   今回からは、お客様にまた来たいと思わせるサロンの環境、成果が上がる環境とは何かについてご紹介します。顧客満足度と従業員満足度の高いお店づくりがサロンの成長の秘密です。  

お客様がまた来たいと思えるサロンとは?

お客様が美容室に求めていることとは一体なんでしょうか?お客様の心に寄り添った施術や適切なタイミングでの提案、自宅に帰ってからも続く美の継続など、様々な事柄が挙げられるでしょう。   しかし、どの事柄についても言えることは、お客様が快適に過ごせないサロンでは話にならないということ。お客様が快適に過ごせるサロンをつくるためには、まずはスタッフの方々が効率よく、快適に働くことができる環境でなければなりません。快適な環境でなければ、高い個人パフォーマンスやチームワークを最大限に引き出すことは難しいからです。   もし、スタッフの方々の生産性が上がらなかったり、快適ではないと感じているようであれば、それは働く環境の仕組みづくりが足りていないということなのかもしれません。時代に合わせてお客様のニーズも変化するように、サロンの環境も常に最善を目指して見直していきましょう。今まで当たり前だと思っていたことが、現在は当てはまらなくなっていることにも気がつけるかもしれませんよ。  

お店の全員が売り上げ目標の数字の意味を理解していますか?

  スタッフの方々に売り上げ目標を伝えるとき、その金額の意味まで伝えていますか?現場が指標にするのは、対前年度比です。前年の目標をクリアしていれば、それを上回る目標であった場合には成果が認められていないのではないかと不安に感じてしまうでしょう。   スタッフの方々にも経営者目線で会社の成長を考えていただくためにも、その数字が持つ意味をきちんと説明し、理解していただきましょう。美容室に関わるお金を簡単に説明すると、「お客様からいただくお金」と「使ったお金」のふたつです。この差が利益となり、手元に残ることになります。   売り上げ目標は、予算の一部となります。「今年度、会社がどんな活動をしてどれくらいの利益を生み出すか」ということから考えます。予算は会社がビジョンに向かって活動するために必要なお金です。新たな設備導入や、出店計画を元に考えることができるでしょう。   使ったお金が多ければ多いほど、売り上げ目標は上がっていきます。そのため対前年度比より売り上げ目標が高い理由を説明するためには、会社としての未来のイメージを共有しておく必要があるのです。  

まとめ

店長には、稼ぐべきお金と使っていいお金の判断材料が必要です。そのためには、経営者には店舗ごとに会計処理し、1店舗ごとが生み出す利益を見える化することが求められます。これによって店長は売り上げ目標の意味を理解し、現場で適切な判断ができるようになるのです。   店長は、言ってみれば「現場の経営者」です。経営者は適切に情報を開示・教育し、店長はお店の経営に興味を持って主体的に動くこと。この双方のコミュニケーションが経営者感覚を育て、サロンを成長へと導くのです。   参考書籍:美容室の現場力 藤原 花妃 著   関連記事: 利益は美容室とスタッフの未来のために使われる!認識を共有しよう! また来たい!が利益を安定させていく!支持され続けるお店をつくろう 疲弊するだけの生産性アップは卒業!業務の見直しと環境の整備を! 生産性アップには役割分担!BCやレセプションはリピートの立役者に