甘すぎても厳しすぎてもダメ!適度な仕事の完成度で成長へ導こう
スタッフの方を指導していて「このくらいどうしてできないの?」と厳しく接してしまうことはありませんか。成長して欲しいからこそ厳しく指導されているのかもしれません。しかし、厳し過ぎる指導は、スタッフの方によっては成長どころか辞めてしまうことも起きてくるでしょう。では、どのような指導や接し方が必要なのでしょうか。
スタッフ育成において、仕事の完成度をどの程度求めたらいいのか悩ましいところでしょう。
同じ人を育てる子育ての場合、褒めて育てるという方法が勧められています。これは、脳科学において怒ることで脳に損傷が生じることや、応用行動分析学において人は褒められることで成長できると言われているからです。
この考えはスタッフの方の育成において応用可能です。しかし、褒めることや厳しくすることの程度をご存知でしょうか?
何でもかんでも褒めた場合、スタッフの方によっては「バカにされている。」と感じるかもしれません。逆に、褒めずに厳しく接し続けた場合、自分のスキルに自信をなくしてしまうことも起きてくるでしょう。
褒めすぎも厳しすぎも、スタッフの方を成長させることはできません。つまり、スタッフの方へ求める仕事の基準が甘すぎても厳しすぎてもスタッフの方が成長しにくいということが起きてくるのです。
褒めることも厳しくすることも、どの程度行うのかを理解していることはとても大切になります。
甘すぎも厳しすぎも成長を止める

ちょうどいい完成度の許容範囲
スタッフの方へ求める仕事の基準が甘すぎても厳しすぎても成長しにくいと言われると、どのように接したらいいのかますます混乱してしまうかもしれません。 ここであなたのスタッフの方へ求めている仕事の完成度を振り返ってみてください。 厳しすぎる方は仕事の完成度を限りなく100%まで求めているのではないでしょうか。また、甘すぎる方は基準が曖昧なのかもしれません。 そこで必要なのが基準の目安になります。仕事の完成度を60%くらいを目安にし、残りについて次の目標設定へと繋げてみてください。そうすることで、スタッフの方は自分があなたに認めてもらえたという達成感と、さらなる成長への意欲に繋げやすくなるのです。スタッフの方を育てるために
スタッフの方の育成は気をつかうことが多いと感じているでしょう。あなた自身が厳しく育ててもらった場合、もしかしたら褒めることは甘やかすことと感じていらっしゃるかもしれません。 基本的に人を育てるためには褒めることは必要です。しかし、低すぎる基準で褒めた場合はスタッフの方がバカにされていると感じてしまうことも出てきます。仕事の完成度の基準をある程度決めて、そこから褒める指導をするという対応をしてみてください。 また、人材育成は時間がかかりますから、焦らずに温かく見守るよう心がけましょう。 参考書籍:佐藤 康弘『美容室「幹部」の教科書』同文舘出版,2017年新着記事
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