予約時間はコントロールできる!5分刻みの時間設定で混雑を避けよう
生産性を上げるためには、予約の取り方にもひと工夫して最大限利益が上がるように努めたいものですね。スタイリストとレセプション、それぞれの考え方によって予約の取り方に違いが出てきては対立してしまう原因になってしまいます。
今回は、お客様もスタッフ側も不満を抱えることのない効率のよい予約の取り方についてご紹介します。
では、どのような予約の取り方だと円滑にお店を回し、利益を上げることができるのでしょうか?以前、プラスメニューの提案を電話予約のオペレーションに組みこんで提案する方法をご紹介しましたが、(「また来たい!が利益を安定させていく!支持され続けるお店をつくろう」より)こちらから時間枠の提案をし、予約をコントロールしてみましょう。この方法だと、同じ時間に予約が集中することなく、お客様にも希望を聞いてもらえたという印象を持っていただくことができます。
例)20日の何時頃がよろしいでしょうか?
→20日の午前中でしたら、10時か11時15分に空きがございます。
また、予約時間を5分ずつずらして設置する方法も、受付の混雑を緩和するのに有効な方法といえるでしょう。カウンセリングにかかる時間を一人5分だと考えれば、来店された順にご案内することができ、お客様が不満を抱えることも最小限におさえられます。
スタイリストとレセプションの考え方の違いは?
まずはスタイリスト目線を考えてみましょう。予約枠いっぱいに入れて、前髪カットだけの施術時間の短いお客様にも臨機応変に対応し、なるべく予約をお断りしない環境を作りたい、と考えるのではないでしょうか?それが生産性につながり、お断りすることで失客のおそれもある、と感じてしまうでしょう。 では、レセプション目線ではどうでしょうか。同じ時間に一人のスタイリストに対して複数のお客様の予約を入れることは、待ち合いにお客様がたまる原因となり、円滑に回すことが難しいと感じてしまうでしょう。それに加えて、レセプションがお客様の施術時間も把握し臨機応変に対応することは困難です。 確かに、施術にかかる時間はそれぞれでも、同じ時間に予約を入れることは、必ず誰かを待たせてしまうことになり、生産性が高い方法とはいえませんね。お客様の方も、待たされていることで不満や不安を抱えることになってしまいかねません。生産性を上げる予約受付の方法とは?

まとめ
5分刻みで予約時間を設置することで前髪カットなどの簡易メニューや飛び込み客の対応もしやすくなり、会計時にも、ずらした時間の分だけ混雑を緩和することが可能になります。 次回予約についても、当日の施術内容を踏まえて○月○日ごろ来ていただきたい、と提案することで再来のお約束をすることができますね。予約を上手にコントロールすることで、忙しさを分散させながらも最大の利益を生み出していきましょう。 参考書籍:美容室の現場力 藤原 花妃 著 関連記事: 成果が上がる環境とは?お客様もスタッフも快適であることが要件! 利益は美容室とスタッフの未来のために使われる!認識を共有しよう! また来たい!が利益を安定させていく!支持され続けるお店をつくろう 疲弊するだけの生産性アップは卒業!業務の見直しと環境の整備を! 生産性アップには役割分担!BCやレセプションはリピートの立役者に新着記事
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