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危機管理体制の見直しでお客様もスタッフも快適なサロンを作ろう!

前回までは、生産性を上げるために最小の手間や経費で最大の利益を生み出せる環境やルールづくりの方法をご紹介してきました。   今回からは、全員が経営者目線で判断し、行動できるようにするために身に付けたい危機管理についてご紹介します。お店を永続させるためには、小さなミスでも報連相を徹底する意識づけが大切です。  

報連相の徹底が危機管理体制を強化させる!

  毎日頻繁に行われる現金の授受。丁寧に扱い、釣銭も間違いのないようにお返ししたいものです。しかし頻繁に行われるからこそ、ミスが発生しやすいことも事実です。ここに会社の危機管理体質が問われているのです。   問題となるのは、間違いが起こってしまった後の対応でしょう。例えば、レジ金が十円単位で合わなくなってしまったとき、少しの金額であれば店長である自分が補てんし次回から気をつけよう、などと考えているのであれば、今すぐ意識を変える必要があります。この習慣が、小さなミスを報告しない風土を作ってしまうのです。ミスの大小に関わらず、どんな小さな事柄も報連相の習慣をつけ、業務の見直しをしましょう。  

レジ金のミスをなくすためにはトレーは必須!

では、どのような工夫をすれば会計時のミスが少なくなるのでしょうか?現金の授受は、必ずトレーを使ってやり取りするように心がけましょう。  
  • トレーを使わない方法
お客様とスタッフがお金を確認する際に時差が生じ、人によっては返した釣銭を数えずにお財布に入れてしまうことも考えられます。お札と小銭をバラバラに返すことで、どちらかを返し忘れる事態も起こり得ます。
  • トレーを使う方法
トレーに出していただいたお金をお客様とスタッフが同時に確認することができます。お返しした釣銭も、トレーに出すことでお客様の方から確認しやすくなるのです。   このように、ほんの少し工夫するだけで間違いは大幅に少なくなることでしょう。ミスが少なくなれば、顧客満足度だけではなく従業員満足度も上がっていきます。  

まとめ

レジ金の管理は危機管理の問題であり、小さなミスでも報連相を怠らないことが結果的に業務を改善することにつながるとお分かりいただけたでしょうか?   これくらいなら、という意識がお客様の小さなクレームも見逃してしまうことになりかねません。普段から報連相を徹底し、お客様もスタッフの方々も快適に過ごすことができるサロンづくりを目指しましょう。   参考書籍:美容室の現場力 藤原 花妃 著