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時代が変わればニーズも変わる!美容業界で生き残るために何が必要?

現代社会は、誰もが驚くほどのスピードで変化しており、そのスピードは、これからもっと勢いを増していくとも言われています。そして特に美容業界は、時代の変化の影響を受けやすい業種ではないでしょうか。今回は、時代や消費者の方々の考え方がどのように変化してきたのか、どのように考えれば時代の変化に取り残されない美容室経営が可能になるのかご紹介します。  

「同じように」を追いかけていた時代から「個性重視」の時代へ

  美容室を経営されている皆様は目の当たりにされてきたと思いますが、改めて時代の変遷をご紹介します。「団塊ジュニア世代」が20代後半となった1999年から2000年にかけて起きたカリスマ美容師ブーム。美容業界では茶髪ブームに乗って、カラーが大流行、メーカーと美容室が一体となってブームを盛り上げていました。そして同じような髪型やファッションに身を包み、タレントと同じ髪型を作ることのできる美容室が最先端、という扱いを受けていたのです。   2000年代に入ると、インターネットが家庭に普及し始め、ライフスタイルや価値観を大切にする流れに変わり始めました。それまでは人気タレントの髪型を真似ていた方々も、自らインターネットで好むものを見ることで、美容室にいかに自分の個性を生かした髪型にしてくれるか、ということを求め始めたのです。そして現在。消費者の方々はメディアから情報を受け取るだけではなく、自らで検索しSNSを通じて発信もする存在に変わっていきました。   時代の変化とともに、美容室に求められていることも確実に変化したことが分かります。お客様が「なりたい自分」を実現することだけではなく、どんなサービスが求められているのかに敏感になること。そして変化に合わせて進化していくことが生き残る鍵となるのでしょう。  

美容業界で生き残るためには「自ら動く力」が必要!

事業としての基盤やマーケティングが弱いと言われる美容業界。これまでは、特別な対策をしなくても人口の伸びと出店率、顧客数のバランスが取れていた時代でしたが、これからはそうはいきません。   なぜなら、これから日本社会が迎えるのは、超人口減少時代。第2次ベビーブームのような、爆発的に人口が増える社会になることはもうないと言われています。そんな中で生き残るためには、「自ら新しい利益を生むために方向を定め、主体的に動き経営を強くしていく」ためのマーケティングをしっかりと行い、経営計画を継続して実行していくこと。そして自分の事業と世の中に正しく向き合い続けることが大切なのです。  

まとめ

時とともに環境や流行も変化してきたように、美容室も変化に合わせた改革をしていくことが必要だとお分かりいただけたでしょうか?しかし、美容室の数は人口減少に反比例して増えてきており、価格競争も明らかです。次回はこのような時代を生き抜くための新しい「結果」の出し方についてご紹介します。   参考書籍:「奇跡の美容室」鈴木 勝裕 著