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お店辞めます!と言われないために。タイプ別でできることを考えよう

採用が大変な時代、やっと採用できたと思っていた頃に退職の話があると残念ですよね。辞める理由が気になるところですが、理由をしつこく聞いても現状は変わりません。しかし、退職のタイプや考えられる理由を知ることで、事前にできることは変わります。退職のタイプを知って、それぞれの可能性やお店としてできることを考えてみましょう。

辞めるタイプから理由を考えてみよう

一言で「辞める」といっても大きく2つのタイプにわかれます。   退職のタイプは、以下の2つです。
  • お店を辞める
  • 美容師を辞める
  まずは、お店を辞めるから考えてみましょう。お店を辞めるのはとても残念です。辞める理由は、独立するという一緒に喜びたくなる理由もあれば、人間関係や勤務体制の条件が合わないなどの理由も考えられます。   理由を考えるときりがありませんが、お店を辞める場合、一概に残念に思う必要はないのです。なぜなら、将来お店に戻ってくる可能性があるからです。   人材不足の時代、辞めて欲しくないからこそ理由を聞きたくなる気持ちはわかります。しかし、ここは将来の可能性のためにも明るく気持ちよく送り出すようにしましょう。

今後増えると考えられる理由

もう1つの退職のタイプ、美容師を辞めるタイプを考えてみましょう。こちらのタイプの場合、お店を辞めるときと違って将来お店に戻ってくる可能性は低くなります。美容師を辞める理由として考えられることは、人間関係、給与、家庭環境などさまざまです。   ここで質問です。今後増える可能性がある美容師を辞める理由は、どのような理由だと思いますか?   それは、介護です。   家族の介護が必要となった場合、美容師自体を辞めるしかない状況が考えられます。大好きな仕事を辞めざるを得ない気持ちを考えると、何かできないものかという気持ちになるでしょう。   介護は、それぞれ状況が異なりますから美容師という職業柄どこまで対応できるのかはわかりません。しかし、シフトの体制や休暇制度、賃金面など、働く環境が整えば働ける人も出てくるかもしれないのです。   将来を見据え働き方を見直すことで、お店だけではなく美容業界にとっても、優秀な人材の損失を防ぐことができるかもしれません。

働き方を考えウィンウィンな関係へ

退職のタイプにより、将来お店のスタッフとして働ける可能性がどのくらいあるのか、また何ができるのかをお伝えしました。優秀な人材があなたのお店でずっと働きたいと感じてもらうためにも、辞める理由を想像し事前にできることを考え対応することが必要です。   特に、本当は辞めたくないのに辞めざるをえないスタッフの方が1人でも減り、お互いがウィンウィンな関係になれるように、働き方も見直してみてください。 参考書籍:佐藤 康弘『美容室「幹部」の教科書』同文舘出版,2017年