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事業を確実なものにするために!計画の実行と修正が必要な5つのこと

「想い」「プラン」「数字の管理」、経営の基礎となるこの3本柱の内容を突き詰めて考えたら、次は会社をどのように運営していくのかを従業員の方々に共有し、会議をしていきましょう。計画したものについてのトライ&エラー、修正の繰り返しが、確実に実行できる事業を作り上げていきます。今回は、この5つの会議についてご紹介します。    

5つの経営資源を深掘りし、定期的に見直そう

「人」「モノ」「カネ」「コト」「情報」この5つの経営資源について、以前お伝えした5W2Hに当てはめ(「意外にもハードルは低い?『経営革新計画の承認』の申請に必要なこと」より)、実行、修正を繰り返すPDCAサイクルを行うことを計画書の中にも盛り込んでおきましょう。計画しっぱなしで終わることなく、継続的に改善していく姿勢が会社の永続的な運営につながります。

1.「人」の会議

  • 人事会議・人事評定のタイミング
  • 教育・評価システムの作り方
これらのベースとなるものは経営者が作るものですが、これから行おうとしている事業について従業員の方々と情報を共有し、どう作り込んでいけばうまくサイクルが回るのかを一緒に考えていきましょう。現場の声を反映した現実的なシステムができあがります。  

2.「モノ」の会議

  • 設備の導入でどれくらい利益が出るのか
  • 管理方法
減価償却費がどれくらい上がり、キャッシュフローがどうなって利益に影響してくるのか。高額な設備を導入することで減価償却に何年もかかるようであれば、思い切って中古品を利用する方法も考えてみてはいかがでしょうか。「自分でできることは自分でする」、そのアイデアが利益につながることもあるでしょう。  

3.「カネ」の会議

  • 提供する商品・サービスの料金
  • 対価やコスト
マーケット対象の相場観、競合他社の価格設定やサービス内容を徹底的に調査しましょう。お客様に、提供したものに対して相応の価値を認めていただけなければ一方通行の事業になってしまいます。価値を認めていただくためには他社と同じことをするのではなく、あなたの美容室にしかないニーズに合ったサービスを考えていくことが必要なのです。  

4.「コト」の会議

  • 広報の仕掛けは?
  • 広報により認知性や話題がどのように積み上がるか
  • 方向性が正しいかのチェックは?
美容室の新規オープンに際しての最も一般的な方法はチラシ配りでしょう。しかし、マーケット対象の生活スタイルや求めているものによって方法を変えることも必要かもしれません。どういった方法が一番効率よく周知されるのかを話し合ってみてください。  

5.「情報」の会議

  • メディア活用のプランニング
テレビや雑誌にどんなタイミングで、どんな趣旨のものに取り上げてもらうのか。情報をコントロールすることも経営には重要な要素です。自分たちが目指す方向性に合致したものでなければ、受け手から誤解されてしまうことも考えられるでしょう。    

まとめ

  この5つの会議でさまざまな仮説を立て実行することで、従業員の方々の経験がOJTに活きてきます。そしてPDCAサイクルで精査していくことが、計画を現実のものにしていくことでしょう。経営者一人では会社は作り上げられません。アイデアに従業員の方々の声を反映させ、より現実味を帯びた計画を作り上げていきましょう。   参考書籍:「奇跡の美容室」鈴木 勝裕 著   関連記事: 時代が変わればニーズも変わる!美容業界で生き残るために何が必要? 知られざる中小企業を支援する制度とは?積極活用が事業を盛り上げる 意外にもハードルは低い?『経営革新計画の承認』の申請に必要なこと 計画倒れに終わらないために磨き上げよう!「信念+進化」を文章に!