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カウンセリングの知られざるコツとは?女性の心理を理解しよう!

女性のお客様に対するカウンセリングにおいては、技術的な提案よりもどうしてイメージを変えたいのか、その理由を理解できることの方が重要です。これを読んでいるあなたが男性ならば、今後少し気をつけてみてください。女性と男性では、脳の構造自体に違いがあります。今回は、カウンセリングを進める上で理解しておきたい女性脳と男性脳の違いについてご紹介します。    

女性脳と男性脳との違いを理解せずして会話がうまくいくことなし!

女性の脳と、男性の脳。性別によって構造が違うということをご存知でしょうか。女性の脳は「共感されたい脳」、男性の脳は「解決したがる脳」だといわれています。女性から相談を持ちかけられたとき、ついこうしたらいいのでは、とアドバイスしていませんか?女性はアドバイスではなく、「共感してくれる」ことを求めているのです。   この事実を前回紹介させていただいた会話事例に当てはめて考えてみると、(「お客様の心をつかむカウンセリングとは?話のわかる美容師を目指そう」より)   スタイリスト:「今日はどうされますか?」   お客様:「今日は、短く切ってしまいたいのよ。」   スタイリスト:「短く切ってしまいたいのですね。ちなみに、どうしてそう思われたのか、理由をお伺いしてもよろしいですか?」   お客様:「実は、最近母の介護に疲れてきてね・・・。」   スタイリスト:「それは大変ですね・・・。」   このように髪を切る理由について事情を聞き、「それは大変ですね」と共感の姿勢を見せることで、お客様の「共感されたい脳」についての欲求を満たしたことになります。   この会話があったことで、お客様にとって担当したスタイリストが「私の気持ちをわかってくれる人」だと認識されることになり、この後の他のメニューの提案も受け入れやすくなるでしょう。    

女性脳を理解していなかったことによる失敗事例

女性脳を理解していなかったことで、技術的に特に問題がなくても不満を持たれてしまったケースもあります。   スタイリストAさんが担当した新規のお客様。実は、6日前に他のサロンで髪を切ったばかりでした。そのお客様は、自分の毛量の多さを気にして、なんとかしてほしいとオーダーしたそうですが、担当した男性スタイリストは「では、まとまりやすく調整いたします。」と言ったきり、仕上がりまで黙々と作業に没頭したそうです。   Aさんの見立てでは特に問題はなかったのですが、お客様にとっては「梳かれすぎた」と感じる結果になり、Aさんに助けを求めた、というわけです。   もうお分かりになっていると思いますが、ここでの男性スタイリストに欠けていたもの。それは「共感する心」です。共感の心は、失客につながってしまうほど大切なものなのです。    

まとめ

  女性脳と男性脳の違いを理解することが、カウンセリングを成功させ、お客様から信頼を寄せていただける鍵だとお分かりいただけたでしょうか?女性経営者や敏腕営業レディなど、一部の男性脳寄りの女性を除き、ほとんどの女性は「共感される」ことを望んでいるでしょう。この違いを理解し、今後のお客様との会話に役立ててみてください。   参考書籍:「驚異のカウンセリング会話術」 橋本 学 著   関連記事:お客様の心をつかむカウンセリングとは?話のわかる美容師を目指そう