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経営の最終目標は何?4%タスクを効率化し会社を成長させる技とは?

前回までのお話で、小規模サロンの経営者でも、4%の業務を遂行すればハサミを置いて経営に専念できること、その4%の業務をどのように導き出すのかということをお伝えしてきました。 これで、あなたがやらない仕事が具体的に見えてきたのではないでしょうか。 それと同時に、将来の目標や課題までもが見えてきたかもしれません。 今回は、あなたが最終的な目標をきちんと達成できるように、まずはどのような目標を設定し、クリアしていくべきか、その設定方法やスケジューリングの仕方についてお伝えしていこうと思います。  

達成するための直近の目標を設定しよう

10年後には年商2億円達成、などと大きな目標を持つことはもちろんいいことですが、それでは今、何をするべきなのかという直近のタスクを導きだすには少し遠すぎます。 まずは、現実的な未来の3年後にこうなっていたいという姿から逆算してみます。 3年後のためには1年後の、1年後のためには3ヶ月後の目標を設定していくのです。 そして次の目標につなげていくために「年商○億円」「一戸建てを建てる」など、数字や状態で成果が実感できる目標を設定しましょう。 もし設定した目標が達成できなかった場合には、その理由や言い訳から3ヶ月後の課題が浮き彫りになるはずです。  

3ヶ月のタスクを10個に絞り込もう

どのように目標を設定すべきかが分かったところで、次は具体的なタスクを設定する作業に移ります。 導き出した課題をクリアするための、今後3ヶ月の行動を大きい小さいにかかわらず、すべて付箋に書き出していきましょう。 すべて書き出したら、一つひとつのタスクの精度を落とさないために、精査して10個に絞り込みます。 いきなり10個に、と言われても迷ってしまうかもしれませんが、あなたが「やらないことを探す」作業をすればいいのです。  
  • やらずに済ませることはできないか?
  • 一緒にできることはないか?
  • 裏技はないか?
  以上の判断基準は、前回お伝えした「時短」「任せる」「捨てる」に「まとめる」をプラスしたもの。 無駄を省き、任せることは任せてしまいましょう。  

経営者のためのスケジューリング法とは?

  最後に、導き出した10個のタスクを遂行するためのスケジューリングをしましょう。 まずはプライベートな時間を確保してから、仕事のスケジュールを埋めてください。 プライベートの時間では、体のメンテナンスや家族との時間も仕事のうちと捉えてしっかりキープしておきます。 プライオリティは以下の通り。 この順番でスケジューリングしていきましょう。   ① 仕事以外の時間(プライベートの充実は成功の鍵) ② バッファーの時間(予備の時間でトラブルに対応) ③ ルーティン業務の時間(効率よく済ませるようにブラッシュアップする) ④ 4%タスクの時間(ひとつにつき50分で終わらせ、10分休憩で集中力を高める)  

まとめ

経営者がやるべきは無駄を省き、いかに効率よく集中して4%の業務を遂行できるかを考えることだということがお分りいただけたでしょうか? 大きな目標をいきなり達成しようとするのは難しくても、直近の目標を少しずつ達成し、大きな目標に近づいていこうとすることであればできそうだと感じるのではないでしょうか。 精査した業務を効率的に遂行することができれば、経営者の時給は高くなっていき、同時に経営者としての実力もついてくることでしょう。 あなたのお店の将来のために、その力を尽くすことが経営者としての最大の仕事なのです。   参考書籍:脱・職人経営 鈴木 和敏 著   関連記事 小規模サロンでもハサミは置ける!経営に専念して利益を上げるために必要な条件 会社の将来のためにやるべき業務が見えていますか?業務の棚卸しが成功の秘策!